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忘備録というよりレビューみたいなのと、何か。

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発表から延期を重ね、16年12月に発売開始されたAirPods。
未だに在庫は安定してなく週に1回ほど入荷しては5分で売り切れるなんていうアレな代物ですが、遂に購入できたので折角ですし感想的なものを書いとこうかなぁと。

ちなみに筆者はもともとEarPods気に入ってたんですが、ジャック付近のケーブルが弱すぎてすぐ買い換える羽目になってたんで、何度もEarPods買うよりいいじゃん!って言い聞かせて購入しました。
AirPodsBox


  • ペアリングはほんの数秒
 多分様々なレビューでも紹介されていますが、本当に恐ろしいほど簡単で早いです。
Bluetoothイヤホンを普段から使う上で いちいち設定開いてペアリングするのはぶっちゃけ面倒ですが、AirPodsはケースから出して耳につけたらペアリング完了なので有線のイヤホンと変わらないどころかそれより早い時間で使い始められます。
これ文にしても『そんなに便利?』ってなりますけど、実際使うと本当に楽です...
今までこの距離ならイヤホン出すのだるいし良いやってなるシーンでも音楽聴くようになりました。

  • 音質は・・・?
まず最初に断っておきますが、僕は常人以上に肥えた耳とか持ってません。
最大音量がEarPodsと比べてAirPodsの方が控えめなのもあるのか、少し平坦な感じの音になっちゃう傾向があるかな。と思います。
若干ながら迫力に欠ける感じ?でしょうか...
ただ、こんなこと言っちゃアレですが、無線のイヤホンなので有線に若干劣るのはしょうがないのかな〜と。

それでも、自分の耳にとっては聞いていられないような音質ではなく、必要十分程度にはしっかり音を鳴らしてくれるので、音質がこのイヤホンのボトルネックになっているとは思えません。 

  • 装着感に関して
僕はEarPodsがすごくぴったりフィットする人間なので、間違いなく最高です。
首振ったり走ったりしても落ちないですし、軽いのでつけてるの忘れちゃうくらいで疲れ知らずですね。
今のところ不意に落ちてしまったみたいなことは1回もないです。EarPodsの時もケーブルが引っかかって外れるってことが多かったので、ケーブルのないAirPodsにとって当たり前の結果かもしれません。

  • デザイン 
 発表された時は"耳からうどんが生えてる"なんて揶揄されていましたが、個人的にはよくある黒の変な無線イヤホンよりは格好いいと思ってます。個人的な感性によるとは思いますが。
ただ白を基調としたカラーリングなのでパーツの継ぎ目とかの汚れは目立ちます。これは少し残念かも。
AirPodsDesign

  • Appleならではの連携 
ここがAirPodsにとっての最大の強みではないでしょうか。
まずiPhoneと接続すると、同時にAppleWatchとも接続されます。
なのでAppleWatchに保存したミュージックを流し始めると、iPhoneのミュージックは自動で停止し、再接続すらなしで切り替わります。もちろんその逆も然り。 (iPhoneをもたずにWatchで音楽を聴く機会あんまりないけどね)
また、Macには同時接続する機能はないですがメニューバーのサウンド項目とBluetooth項目にAirPodsが表示されるようになっており、それを選択するだけで再接続が行われほんの数秒で切り替わります。
 いちいち差し替える必要なく複数のデバイスで行ったり来たりできるのは無線のいいとこですね。

バッテリー残量はiPhoneの通知センター、Macのメニューバー内の"サウンド"または"Bluetooth"タブ、AppleWatchのバッテリーコンプリケーションなどから簡単にチェックできます。
AirPodsBattery


  • その他にも・・・ 
AirPodsの耳にあたる部分には近接センサーがついていて、AirPodsを外すと自動的に音楽が止まるのですが、これが意外と便利。
レジでの会計時とか、バス乗るときだけ片方外してポケットに入れとけば聞き取れずに相手を困らせることもないし意外と役立つシーンが多いです。
またバッテリーがケースでの充電を含めれば24時間以上持つので、通勤通学に使う程度なら3日くらいに1回AirPodsケースごと充電するだけなのでものすごい楽ですね。

  • まとめ
自分の使用スタイルでは、買ってよかったと胸を張って言えるデバイスです。
 充電、ペアリングをあまり意識する必要がないので、ものすごくストレスフリーなイヤホンに仕上がっていて気に入っています。
2017年4月現在未だに6週間待ちで、店頭在庫も頑張って狙わないと手に入らないのですが、むしろこのイヤホンはそんな労力払ってでも手に入れたい人よりも、普通の人が買いやすいようになるべきだと思います。この使い勝手は手に入れると手放せない。

MacBookPro(Late2016)はTouchBarの採用など、新たな試みが多数盛り込まれたMacBookでした。
その中でも多くの注目を集めたのは既存の端子をほぼ全て取り除き、USB Type-Cに入出力を集約させたことが挙げられるでしょう。
ThunderBolt3規格に対応したUSB Type-Cはパワフルで、この先全てがこれだけにまとまる世界が来てもおかしくはないのですが、残念なことにまだまだ対応する機器は少なく、今まで使っていた機器との接続はこのままでは行えません。
そんなMacBookProに過去の端子を取り戻すプロジェクトが、クラウドファンディング・KickStarterで出資を募り、$100,000の目標額に対し$1,842,141の出資を得て無事成功しました。
それがHyperDrive: Thunderbolt 3 USB-C 2016 MacBook Pro Hubです。
この記事では実際に届いたHyperDriveのファーストインプレッションをお届けします。 
  • MacBookProと馴染むデザイン
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USB Type-Cから様々な端子へ拡張するHubはMacBookProが出て以降、様々なメーカーから発売されました。
その中でこのHyperDriveの特筆すべき特徴はMacBookProとの一体性にあります。
本体はMacBookProに合わせてグレーとスペースグレーの2色を展開し、さらにケーブル経由でmacと本体を接続するのではなく、直接差し込める構造となっています。 

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また、ストレッチゴールを達成したので、革のケースが付いてました。
  •  様々な接続が行えるポート
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HyperDriveはMacBookProのUSB Type-Cの片側2端子を利用して拡張します。
HyperDrive自体には1080pで60Hz・または4Kで30Hzで出力できるHDMIポートを1つ、5Kで60Hzで表示でき最大40Gb/sの転送速度で100Wまで給電できるThunderbolt 3対応のUSB Type-C端子1つ、5Gb/sの転送速度の通常のUSB Type-C端子、SDカードスロット1つ、microSDカードスロット1つ、そして5GB/sの転送速度のUSB 3.1 Gen 1端子が2つ付いています。
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また、macとの接続時はHDMI端子の反対面にあるライトが点灯するようになっています。
KickStarterのムービーではこのライトはオモテ面に小さく付いてたようですが視認性を上げるためか位置が移動したようですね。 

実際に筆者のMacBookProに、iPadとマウスをUSB接続し、microSDを差し込みながら給電を行ってみました。
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接続した機器は全て認識され、正常に動作しています。
microSDはカチッとハマるタイプではなく差し込むだけのタイプで、若干はみ出る設計ですね。
またUSB 3.1ポート、USB Type-Cポート共にしっかりした作りで、ガタガタしてしまう心配はありません。というかUSB 3.1ポートはむしろキツめです。
だって無線マウスのレシーバー外したら、中身が出て来てしまいましたから。。。
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  • 他のUSB Type-CのHubと比較してみる
実はこのHyperDriveを手に入れるまでの代わりとしてHavitのUSBハブを購入し使用していました。
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詳しいことは省きますが、このHubはUSB 3.0ポートが3つ、HDMIポート1つ、SDカードスロット1つ、そしてType-C端子1つというほぼ同じようなポートを搭載しています。
ただ、Hubから伸びるケーブル経由でmacとつなぐのですがケーブルが硬めのため、取り回しがしづらかったのでこの先はHyperDriveとうまく併用していこうかなって感じです。
HyperDriveの背面に滑り止めはついていませんが、微妙に浮くように設計されているため気にする必要はないでしょう。
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ふざけてHyperDriveの先にHavitのハブも取り付けて見たのですが、この繋ぎ方であればUSB2個とも認識しました。Havitの方にUSBメモリ2個つなげた場合は片方しか認識しなかったので実用的ではないですが。
  • 懸念していた点
実は、HyperDriveに出資する前に気になっていたのが、Hubの発熱です。
mac本体に横付けするタイプのHub製品は他にも存在するのですが、それらの商品のレビューを見ていると、触れられないほど高温になるものが多いらしく心配だったのですが、今の所じんわり暖かいかなぁくらいでしたので、問題なさそうです。
  • 最後に
質感や作りには満足でき、動作に心配はないのでオススメです。
無線マウスは2年使った安物なので、気にしないことにします。 
もし興味を持たれた方がいれば2017年3月現在、まだIndiegogoではIndemandとなっており$79から入手できると思いますので、手に入れて見てはいかがでしょうか。 

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